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ごきげんよう✨ マグねこです🐾1
思考バイアス(認知バイアス)第5回目は『アンダードッグ効果』についてお話しします。
【シリーズ全体のお話】なぜかいつも運のいいあの人が実践する『思考バイアス』についてはこちらをご覧ください。
【前回の記事】『ヒューリスティックとは?直感に頼って後悔しないための方法』はこちらをご覧ください。
スポーツの試合で、誰もが優勝を予想していた強豪チームがピンチに陥ると、つい弱い立場に逆転したそのチームを応援したくなったり、
大企業に挑むスタートアップ企業のニュースを見ると、つい「頑張れ!」と応援したくなったり…。
あなた様に、そんな経験はありませんか?
私たちは、弱者や劣勢な立場にある人を見ると、無意識のうちに「助けてあげたい」「応援したい」と感じることがあります。
この心の働きこそが、アンダードッグ効果と呼ばれるものです。
アンダードッグ効果は、あなたの「運」を大きく左右する、非常に強力なバイアスの一つです。
この心理を理解し、上手に活用することで、あなたは人から応援される存在になり、
ビジネスや人間関係で幸運を引き寄せられるようになります。
今日は、そんなアンダードッグ効果について、その正体から日常に潜む力、そしてビジネスや人間関係で活用するための方法まで、分かりやすくお話ししていきます。
アンダードッグ効果とは
アンダードッグ効果とは、「劣勢な立場にある人や、不利な状況に置かれている人を、応援したくなる心理現象」のことです。
「アンダードッグ(underdog)」とは、もともと「闘犬で負けそうな犬」を意味する言葉で、そこから「弱い者」「負け犬」といった意味で使われるようになりました。
私たちは、自分より強いものに立ち向かう人を見ると、なぜか心が惹きつけられます。
それは、「自分もいつか不利な立場に置かれるかもしれない」という潜在的な共感や、
「不可能を可能にしてほしい」という期待が心の中で働くからです。
この心理は、「みんなと同じで安心」と感じるバンドワゴン効果とは、真逆の心の働きと言えます。
バンドワゴン効果が「みんなが勝つ方に乗る」心理なら、アンダードッグ効果は「負けそうな側を応援して、逆転を願う」心理なのです。
アンダードッグ効果を理解することは、あなたが誰かを応援する時だけでなく、
「どうすれば人から応援される存在になれるか」を考える上で、非常に重要なヒントになります。
アンダードッグ効果の『隠れたパワー』に気づく!身近な例で深掘り
アンダードッグ効果は、スポーツやビジネスの大きな舞台だけでなく、私たちの日常の小さな場面でも働いています。
ここでは、特に身近な3つの例を見ていきましょう。
例1 恋愛と人間関係(弱みを見せる勇気)
完璧でスキのない人よりも、時々弱みを見せてくれたり、不器用な一面がある人の方に、親近感や好意を抱きませんか?
これは、相手の弱さが「自分も力になってあげたい」という気持ちを呼び起こし、応援したくなるアンダードッグ効果が働いているからです。
弱みを見せることは、人間関係を深める上での強力な武器になることがあります。
例2 新商品のマーケティング(共感のストーリー)
多くの人が知る大ヒット商品よりも、「開発に苦労した」「何度も失敗を繰り返して、ようやく完成した」というストーリーを持つ新商品に、心が惹きつけられることはありませんか?
これもアンダードッグ効果です。
商品はもちろん、その誕生までのストーリーに共感することで、私たちはその商品を「応援したい」と感じるようになります。
例3 SNSでの発信(等身大の自分を見せる)
フォロワーが何十万人もいる完璧なインフルエンサーよりも、まだフォロワーが少なくても、一生懸命に自分の好きなことを発信している人の方が、応援したくなったりしませんか?
SNSでは、フォロワー数や「いいね」の数がすべてではありません。
不器用でも、等身大の自分を見せてくれる人は、多くの人の共感を呼び、応援の輪を広げることができます。
アンダードッグ効果を味方につける『上手な使い方』
「アンダードッグ効果」と聞くと、「かわいそうな人」や「負け犬」として見られ、人から同情を集めることだと感じ、抵抗がある人もいるかもしれません。
しかし、この効果は、ただ「かわいそうな人」になることではありません。
自分の弱みを見せることで共感を呼び、結果的に人から応援される存在になるための、戦略的な方法です。
今日からできる3つのステップをご紹介します。
弱みや失敗談を正直に話す
成功ばかり語る人よりも、失敗から学んだ経験を語る人の方が、多くの人の心に響きます。
完璧な自分を演じるのをやめ、仕事やプライベートでの小さな失敗談を正直に話してみましょう。
「実は、私も最初はうまくいかなくて…」といった正直な言葉が、相手に安心感を与え、あなたのファンを増やしてくれるきっかけになります。
目標と課題を共有する
「すごい人」と距離を感じさせるのではなく、「一緒に頑張りたい人」として共感してもらうことが大切です。
自分の目標や、それを達成するためにどんな課題があるのかを周囲に伝えてみましょう。
「〇〇という目標に向けて、今は△△で苦戦しているんです」と具体的に話すことで、相手は「力になってあげたい」「応援したい」と感じてくれるようになります。
謙虚な姿勢を忘れない
どんなに成功しても、謙虚な姿勢はアンダードッグ効果を維持するための最も重要な要素です。
成功は自分ひとりの力ではなく、周りの人たちの支えがあってこそだと、感謝の気持ちを言葉で伝えましょう。
「みなさんの応援のおかげです」という謙虚な態度は、あなたの魅力をさらに高め、応援の輪を広げてくれます。
他の心理効果との違い バンドワゴン効果との比較
アンダードッグ効果とバンドワゴン効果は、どちらも集団の心理が個人の判断に影響を与えるという点で似ています。
しかし、その心理が働く方向は、まったく逆です。
アンダードッグ効果 | バンドワゴン効果 | |
働く心理 | 「弱い者を助けたい」 | 「強い者に乗りたい」 |
行動の方向 | 劣勢な側を応援する | 優勢な側に同調する |
判断の基準 | 同情、共感、逆転の期待 | 安心感、多数派への帰属意識 |
たとえるなら | 「負けそうな側を応援する」 | 「みんなが乗る方を選ぶ」 |
- アンダードッグ効果は、「応援したい」という感情から、少数派や劣勢な立場に加わる心理です。
- バンドワゴン効果は、「安心したい」という感情から、多数派や優勢な立場に加わる心理です。
このように、両者は真逆の働きをしていますが、どちらも私たちの「運」を大きく左右する強力な心の働きなのです。
まとめ 応援される人になるためのヒント
アンダードッグ効果は、ただ「かわいそうな人」として同情を集める心理ではありません。
自分の弱みを見せることで共感を呼び、人から応援される存在になるための、強力なツールです。
幸運な人は、完璧な自分だけでなく、不完全な自分をも受け入れています。
このアンダードッグ効果という心の働きを知ることは、あなたが誰かを応援する時だけでなく、
あなたが人から応援される存在になるための、大きな力になります。

いかがでしたか。
自分の弱さを見せることは、勇気がいりますが、それによって応援してくれる人が増えるなんて、不思議で温かい心理ですね。
あなた様もぜひ、勇気を出して、自分の不完全さを見せてみてください。
次回は、同じ出来事でも、見方によってまったく違う結果を生む『フレーミング効果』について。
どうすればポジティブな枠組みで物事を捉えられるのか、その秘密を解き明かします。
どうぞお楽しみに!
ここまでお読みいただきましてありがとうございましたニャッ👅
あなたの運は、あなたの思考が作っている
思考バイアスは、誰にでもある思考のクセです。
その存在を知り、向き合うことで、私たちはより良い選択ができるようになります。
それは、まるで自分自身の「運」を自分でコントロールするようなもの。

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- ブログ筆者であるおねことCanvaとの初めての共同作業で誕生した、ブログ案内役です。
Canvaに「マグリット風で高貴な猫」をリクエストして生まれたので「マグねこ」と名付けました。 ↩︎
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